あっという間に寒くなりましたね。
でも、走り出すと暑いし、山の上は寒い。
ウェアの選択が難しい時期でもあります。
だからと言って、インナーとアウターのおすすめの組み合わせはこれだ!的なお役立ちブログを書く気は一切ございません(´・ω・`)
そんなんは、どこぞの人気ブログでも見とけ・・・スミマセン、見てください(´・ω・`)
比較
パナモリで山に上ってみました。
自分としては珍しい行為です。
上り坂ってしんどいのよね。
当たり前やけど。
だから、行かね。
ってなるんです。
でも、チネリとの違いがどれぐらいあるのか?という興味の方が勝りました。
えっちらおっちら上ってきました。
結果、チネリのほうが速かったです。
一回しか試していないので、それでファイナルアンサーにしてしまうのはちょっと乱暴かなとも思います。
でも、上りながらチネリのほうが速いなって感覚はありました。
その感覚とタイムがリンクしているので、傾向として結果が大きく変わることはないかなといった印象です。
剛性
パナモリ(カイセイ8630R)は柔らかめの味付けだなと感じました。
それを如実に感じたのは先日のシュータッチの件。
これは往路の画像です。
この道路ですが、画像の向こう側でスコンと急斜面になっています。
正確な勾配は不明ですが、まあまあきついです(;’∀’)
復路は向こうから、こちら側へ走ってきたんですが、その勾配のついた区間を立ち漕ぎした際、シュータッチしました。
今までの車体でなったことがなく、初めての経験でした。
多分、前述した山に上った際にも発生していたと思われますが、気づきませんでした。
なぜ、ここでは気づけたのか?
前日の大雨で路面が濡れており、砂利をかなり巻き上げていました。
シューもリムもじゃりじゃりだった為、大き目の音が出たので気が付いたのだと思います。
じゃあ、柔らかい=ダメなのか?
いや、全然ダメじゃないです。
むしろ、自分にとって、その柔らかさは好印象です。
メッセージ
先日、130キロほど走りました。
自分にとって、130キロは長めの距離です。
100キロを超えて、きつくなってくる場面でも足が残っていました。
パナモリの柔らかめの味付けが、足を残してくれているんだと思います。
自分ぐらいの脚力の場合、バリバリのレースフレームは5分くらいで足が終わります。
楽しめる時間が圧倒的に短い(´・ω・`)
それに対して、パナモリは楽しめる時間が長い。
はい、ここ重要。テストに出ます。(昭和テイストはさらっと流してください)
ゴリゴリのレース屋さん以外は少し剛性が足りないかなと、感じるくらいが丁度良いと思います。
その、少し足らない部分を乗り手がどう捉えて、どう工夫するのか。
このパナモリのように柔らかめの味付けに対して、反応が悪いと切り捨てるのか。
それとも、足を後半まで温存するためのセッティングやな、丁寧に回して車体を前に出すポイントを探ろうと捉えるのか。
作り手から乗り手へのメッセージなんだと思います。
「やることはやった。じゃあ、お前はこれをどう解釈して、どんな風に走らせるんだ?」